「おうち時間」の充実のために、自粛の間もファンを楽しませるために、情報を届けるために…
SNSでライブ配信を行うというクラブ・アスリートも増えていますね!
中にはこの状況になったことで、初めてライブ配信してみよう!という方いて苦戦する姿も…。
そこで、改めて各プラットフォームにおけるライブ配信の特徴をまとめました。
<特徴>
・他のユーザーと2人でコラボ配信できる
・ライブ配信可能な時間は最長1時間まで
・ライブ配信終了後24時間に限って、ライブ配信動画をストーリー投稿としてシェアすることができる
・配信・視聴はスマートフォン限定
シンプルで手軽に配信できるインスタライブ。
縦型自撮りで配信するケースがほとんどです。
視聴者にとっては距離感の近さを感じられるのがいいですね!
配信・視聴はスマートフォン限定。
PCでは配信できません。
手軽にコラボができるのもポイントですが、一緒に配信ができるのは2人です!!
3人、4人でのコラボ配信は、現時点ではできません。
配信者と、その配信に参加リクエストをして、承認されたユーザーが一緒に配信できます。
また、配信できる時間の長さは最大1時間まで。
終了2分前になると画面上部にカウントダウンが表示されるため、何分経ったか分からずに切れてしまうということはありませんが、きっちり1時間経つと自動的に切れてしまいます。
ライブ配信動画を残したいときは、
終了した画面で「シェアする」を選ぶと24時間に限ってストーリーに表示されます。
24時間以上は残らないので、ストーリーと同じように手軽に使えますね!
LINE LIVE
<特徴>
・配信はLINE LIVEアプリまたは公式LINE管理画面から
・LINEポイントによる投げ銭機能
・URLを共有した人だけが見られる限定配信機能
・アイテムやフィルターなどポップな機能が多彩
・ライブ配信可能な時間は最長1時間まで(スマホ配信)
LINE LIVEもアプリを使って手軽に配信できるプラットフォームのひとつ。
視聴のためのポイントを設定したり、視聴中にユーザーからアイテムによるポイントを受け取ったりといった、投げ銭機能を誰でも使えます。
LINE LIVEでは、視聴者数やコメント・ハートの数などに応じて配信者にLINEポイントがプレゼントされます。(計算方法の仕組みは未公表)
視聴者からのポイントがそのまま配信者に入るわけではありません。
LINEポイントはLINE Payから現金に換金可能です。
視聴者は配信者に有料の「応援アイテム」を送ることもできます。
有料アイテムは目立つため、視聴者は配信者に自分をアピールすることができます。
配信は縦・横の設定ができ、スマホからでもPCからでも可能です。
インスタライブのように縦型自撮りで配信するのもいいですし、
番組のように作り込んでの配信や、用意した動画を流すこともできます。
イベントの会見生配信などにもよく使われていますね。
<特徴>
・フォロワーのタイムライン上部に固定表示される
・他のユーザーと最大4人でコラボ配信できる
・ライブ配信の時間制限無し(※例外あり)
インスタ、LINEよりもライブ配信を活用している人は少ないですが
Twitterライブは最大4人でコラボができるというのが実はあまり知られていない機能。
手軽に複数人でライブしたい!というときには使ってみてもよいのでは。
基本的にライブ配信の時間制限もありません。
本日より、ライブ配信時に同時に最大3人のゲストを招待できるようになります(放送者を含むと合計4人) 。従来のテキストベースのコミュニケーションのみならず、音声で参加する臨場感あふれる会話で、Twitterでの体験をよりよいものにしていきたいと考えています。https://t.co/5OYHAWaTPY pic.twitter.com/VUPSy8Yu4w
— Twitter Japan (@TwitterJP) May 29, 2019
また、PCからの配信も可能です。
(コラボ機能はスマホからの配信のみ)
Twitterのライブ配信で収益をあげる方法はあるにはあるのですが、
一般ユーザーが簡単に使える広告プログラムや投げ銭機能のようなものは現時点ではありません。
(Twitter社とスポンサーシッププログラムとの連携が必要)
ここまではTwitterの公式サービスを紹介しましたが、
外部ライブ配信サービスのツイキャスを使えば、最大で自分も含めて8人まで同時にライブ配信も可能です。
Youtube
<特徴>
・日常的に長時間の動画を見るユーザー数が多い
・スーパーチャットという投げ銭システム
・URLを共有した人だけが見られる限定配信機能
・自動的にアーカイブ作成
Youtuber全盛期ともいえるYoutube。
ユーザーの動画視聴習慣という点で言えば、他のプラットフォームよりも長時間の動画を見るために利用しているユーザーが多いです。
そのYoutube上でのライブ配信は、多くのユーザーに長く見てもらえる可能性が高いのが魅力。
Twitterで長時間配信するよりも視聴維持率は高いと思われます。また、後からでも見返しやすいです。
Youtubeでもチャンネルを開設すれば誰でも配信ができます。
(アカウントが確認済みであることが必要)
PCから配信する場合は特に条件はなく、Webカメラで配信することも、設定をカスタマイズして配信することも可能です。
ただし、スマートフォンアプリから配信する場合は、チャンネル登録者数が 1,000 人以上である必要があります。
収益化について
Youtubeライブ配信での収益化には主に「広告を有効にする」「Super Chatを利用する」2つの方法が考えられます。
しかし、収益化を有効にするためにはYouTube パートナー プログラムに申し込み、いくつかの条件をクリアする必要があります。
チャンネル開設直後には収益化できません。
収益化を有効にするための主な条件
・すべての YouTube の収益化ポリシーに準拠している
・有効な公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である
・チャンネル登録者数が 1,000 人以上である
詳しい条件はこちらをご覧ください。
この条件をクリアするためには、ある程度長期的な視点でチャンネルを運用する必要があります。
クリアすれば、ライブ配信の際には「Super Chat」といういわゆる投げ銭のシステムも使えるようになります。
スーパーチャットでは、視聴者は1アカウントで1日最低100円から最高50,000円までの範囲で送ることができます。
スーパーチャットで送られた金額の受け取りの配分は、Youtube側30%、配信者側70%と言われています。
ただし、そこから手数料も引かれるため、配信者が受け取る金額は、実際は50〜65%あたりでしょうか。
決して満額が配信者に届くわけではありませんが、投げ銭システムの手軽さ、使い勝手は良いです。
ライブ配信プラットフォーム比較表
各プラットフォームの特徴を比較表にしてみました。
(2020年4月10日時点)
どのプラットフォームを使うのかは、目的に合わせて選ぶのがよいでしょう。
また、どれを使うにしてもより多くの人に見てもらったり、ファンに満足してもらうためには、
ただ単発のライブ配信をするのではなく、継続したライブ配信やアカウントの運用が重要になってきます。
この自宅待機の時間を機に、SNS運用のあり方を考えてみては?
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